登山用ダウンジャケット(インナー・ミドル)の選び方とおすすめ5選!

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最も暖かい防寒着の代表格がダウンジャケットです。羽毛(ダウン)が外部の冷気を遮断し、内部の暖気を保持します。

ダウンジャケットの保温力はとても優れていて、しかも超軽量なのが反則的ですらあります。

 

ダウンジャケットの空気を抜いてまとめれば手のひらサイズのコンパクトさ!天然物が最強という一例がダウンです。

では、ダウンジャケットのポイントと選び方を解説しましてから、ダウンジャケットのおすすめをご紹介します!

登山用ダウンジャケットのポイントと選び方

登山用ダウンジャケットのポイントと選び方

ダウン素材

アウトドア用のダウン素材はアヒルではなくガチョウの羽毛がメインです。え?動物愛護?!なるほどそんな貴方には化学繊維のインシュレーションが相応しいです。

さて、ダウンの性質は軽量で保温力が高く、水に濡れると保温力が低下します。弱点の水には撥水性や防水透湿性を付加しているモデルがあります。

 

ダウンには品質を表すフィルパワーなる基準が設けられているので保温力を比べるのに役立ちます。

数値が高いほど多くの空気を含めることになります。600フィルパワーもあれば高品質な部類ですが、最近は1000フィルパワーのダウンもあります。

 

ダウンジャケットは空気を抜いてコンパクトにまとめて持ち運ぶことになりますが、長時間そのままの状態では羽毛と繊維が損傷し、元に戻りにくくなります。

復元力が低下すれば防寒性が落ちますので、宿泊地に着いたら圧縮を解くようにしましょう。自宅での保管も同様です。

 

フィット感

ダウンジャケットの暖かさはダウンの素材だけでは決まりません。ダウン自体の量も当然必要ですが、基本は身体にフィットしているかどうかです。

ダウンジャケットとインナーとの間に隙間が空いていると内部の暖気が逃げ、外部の冷気が入ってきます。

 

逆に、ダウンの上にアウターを重ねる場合はあまりフィット感を上げすぎないほうがいいです。

フィット感ピッタリなアウターはダウンの空気(断熱材)を減らしてしまい、保温力を大幅に低下させます。

 

ダウンのインナーとミドル

ダウンはごっつくてもインナーと言い張ることが出来ますが、特に袖無しやTシャツ型のダウンはインナーダウン(ベスト)と分類されます。素材が化繊でもダウンです。

インナーダウンは薄っぺらくてもフィット感が高いのでとても暖かいです。背広の中に着ることもできます。防弾チョッキのようです。

ミドルについてはインナーダウン以外の全てです。

 

細部のディテール

フードや裾のドローコードは冷気が内部に入らないためには必須の機能です。フードを締めすぎて視界が悪くならないよう注意です。

冷たいファスナーがアゴに当たると不快なのでチンガードというファスナーのカバーがあると便利です。インナー用途にはあまり付いていません。

 

正面を縦に走るファスナーが噛みやすいのは生地が薄いからです。そのためファスナーの裏面にテープを貼るなどの対策があると良いです。

袖口のカフには暖気を逃さない機能があると良いです。ストレッチ性のある締め付けや面ファスナーなどです。サムホールがあると手袋との連携が取れます。

 

首元は素肌と引っ付いたり離れたりを繰り返すので安定しない部分です。襟の内側に起毛素材が配置されているとヒンヤリを軽減できます。

 

登山にユニクロのウルトラライトダウンを着る?!

登山にユニクロのウルトラライトダウンを着る?!
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ユニクロのウルトラライトダウンは軽くて保温性があって生地表面には撥水剤を固着させていますね。撥水効果は約1時間は保つとの情報があります。

ということは、登山だからレインウェアを持っていくのは常識なので、ウルトラライトが濡れようとも関係ないということになります。

 

つまりユニクロのウルトラライトダウンを登山の防寒着に着ていくのは有効です。ただ登山服メーカーとの差異は、山の過酷な環境を想定した細部の作り具合が異なるところです。

フードやドローコードやフィット・透湿性など、簡単に脱ぎ着できない登山中のミッドレイヤーには高度な機能が要求されます。

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登山用ダウンジャケットのおすすめ5選!

【モンベル】スペリオ ダウンジャケット

【モンベル】スペリオ ダウンジャケット
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モンベルのダウンジャケットシリーズはラインナップが多すぎるので、ここは大胆に2種に絞ります。

オールシーズン対応で春秋はトレッキング、夏には高山、冬は中間着として使いまわせるのがスペリオダウンジャケットです。

 

超軽量約188グラムで800フィルパワー・EXダウンは保温性抜群のジャケットです。

モンベル独自のキルティングパターンによりダウンの片寄りを防ぎ、保温効率を高めています。さらに帯電防止加工で静電気の発生を軽減しています。

 

メンズ。参考価格14,300円。

(モンベル)mont-bell スペリオ ダウンジャケット Men’s 1101466 BK ブラック L

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レディース。参考価格12,700円。

(モンベル)mont-bell スペリオ ダウンジャケット Women’s 1101467 SSOG サンセットオレンジ M

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【モンベル】アルパイン ダウンパーカ

【モンベル】アルパイン ダウンパーカ
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厳冬期登山のアウターとして高品質の800フィルパワー・EXダウンを使用し、表地に超耐久撥水加工をすることで雪の付着を防ぎます。

肘部分に立体裁断を施し自由な動きを獲得し、袖口はベルクロでフィット感の調整が自在になっています。

 

ポケット内には裾のドローコードを配置しています。フロントジッパーがアゴに当たらないようにチンガードを付けています。

 

メンズ。参考価格20,000円。

(モンベル)mont-bell アルパイン ダウンパーカ Men’s 1101407 BK ブラック L

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レディース。参考価格19,000円。

(モンベル)mont-bell アルパイン ダウンパーカ Women’s 1101408 DKFS ダークフューシャ S

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【ザ・ノース・フェイス】THUNDER HOODIE

【ザ・ノース・フェイス】THUNDER HOODIE
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中綿はダウン60%・化繊40%のハイブリッドで、表地にはPERTEX Enduranceによる優れた撥水性・防風性が備わっています。

軽量でいて暖かいので登山はもちろん、カジュアルからビジネスシーンでもインナーとして活躍します。

 

参考価格26,900円。Amazon / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング で探してみると。

 

 

【マーモット】Compact Down Jacket

【マーモット】Compact Down Jacket
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700フィルパワーのダウンを使用し、約260グラムの軽量コンパクトなダウンジャケットです。

アウトドアでも街着でもこなせる取り回しの良さが特徴です。チンガードが付いているのでファスナーがアゴに当たりません。

 

メンズ。参考価格17,400円。Amazon / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング で探してみると。

 

まとめ

今回は特に羽毛のダウンを中心に紹介しましたが、鳥さんが気になってしまう人は化繊100%のダウンが良いですね。

むしろ今のトレンドはテクノロジーを駆使した化繊のような気もします。

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