トレラン・ランニング用ハイドレーションの使い方とおすすめ!

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走りながら給水できるハイドレーションシステムはトレイルランニングの人気に伴い、今やメジャーな存在になりました。

水なら水筒でいいじゃない?と思うかもしれませんが、水筒は水が減ると中身がドップンドップンと踊ってしまいます。

しかしハイドレーションはリザーバータンクに空気が入っていませんので、タンク内の水が揺れないという利点があります。

では、ハイドレーションのポイントや使い方を解説しましてから、おすすめをご紹介します!

トレラン用ハイドレーションのポイントと使い方

トレラン・ランニング用ハイドレーションの使い方とおすすめ!

photo by Gobierno Cholula

ハイドレーションとは

ハイドレーションとは、3層ほどにラミネートされた合成樹脂のフィルム状水筒をリュック(バックパック)に入れ、その水筒にチューブを取り付けて口元までバルブを伸ばしたものです。

利点としてハイドレーションなら、走りながら前方を見つつも水分補給が出来ます。通常の水筒ではこうはいきません。

 

また前述しましたように、タンク内に空気が入っていないため水が安定しています。

タンクはリュックの中心にあるので体の重心がぶれません。サイドポケットの水筒の場合、片方が空になると体の重心がブレるかもしれません。

 

給水のし易さ

基本的にハイドレーションはリュックの中に収納していますので、給水する時にはリュックからリザーバー(タンク)を取り出すことになります。レース中だと少し面倒ですね。

給水口が大口径なら給水し易いのはもちろんのこと、洗う時にも便利です。大口径の蓋は開閉に力が要らないのも良いです。

 

耐久性

リザーバー(タンク)にもいろいろありますが、高強度を謳うものには車で踏んでも破裂しないモンベルのようなものもあります。意外にも踏むような圧迫には強いです。

しかし、鋭利なものによる引き裂きには弱いと思われます。リュックの中で何か尖ったものがツンツンしたら水が漏れる危険性があります。山の中での水漏れには十分注意して下さい。

 

ハイドレーション対応リュック

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トレランのリュックはだいたいハイドレーションに対応しています。リザーバーをリュックの背面に収納します。リュックの内部にリザーバー専用の仕切りがあればそこに入れます。

ハイドレーションに対応しているとチューブの取り回しなどにリュック側に工夫が見られます。

 

リザーバーを体に最も近い背面に入れることにより、リザーバーの重さを感じにくく体の重心も安定します。

そしてリュックの背面は汗で濡れますが、リザーバーが緩衝材になりリュックの内部まで汗で濡れることを抑制します。

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デメリット

ハイドレーションは残量がわからないので突然水が無くなっていたということが起こりえます。そのため予備のボトルを携帯しておくと良いです。

保温・保冷機能はありません。夏にリザーバーに氷を入れたり本体を凍らせることは出来ます。しかしリュックの背面は熱が溜まりやすいのであまり長い間冷たさを維持できません。本体を凍らせる時は氷の膨張を考慮して下さい。

 

逆に冬はリュックから出ているチューブなどが凍る可能性があります。凍らないようにカバーを付けたモデルもありますが、確実な対策ではありません。

チューブは洗浄しにくいので清潔さを保つのが手間です。

 

トレラン用ハイドレーションの洗い方

専用のクリーニングキットがあるくらいにハイドレーションの洗浄には手間がかかりますが、それは中に水を入れるのかスポーツドリンクを入れるのかにより手間が代わってきます。

水を入れるだけなら動画にあるような単純な洗浄方法で良いでしょう。もちろん水垢が付かないようにしっかり洗う日も必要です。

 

スポーツドリンクにはたくさんの栄養素がありますので洗浄が念入りになります。特にチューブは洗いにくいので専用のブラシが必要になります。詳しくは別の動画を参照下さい。

 

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トレラン・ランニング用ハイドレーションのおすすめ!

【モンベル】キャメルバック アンボトル

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2~3リットル(385グラム)。冬以外で有効な保冷・保温カバーが付いているリザーバーです。カバー無しのタイプもありますが、こちらの方がお得感があります。

キャメルバックブランドのリザーバーは給水しやすいのですが、蓋の位置が真上ではないので満タンに入れるのは少々難しいです。なので85%くらいしか給水出来ないと知った上で容量を選んで下さい。

 

走って息の上がった状態でも飲み易いシリコン製マウスピースを使用しています。大口径の給水キャップは水を入れやすいですし、手を中に入れての洗浄もし易いです。

高強度ポリウレタンフィルムは車に踏まれても破裂しないほど強靭性に優れています(乱暴しないで下さい)。水色を基調としたデザインは美しい反面、汚れが見えにくいというデメリットがあります。

 

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【ガイガーリグ】ハイドレーション エンジン

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1.5~3リットル(115グラム)。リザーバーが空気と水の2層構造になっています。ポンプで空気の層を膨張させることで水の層が圧迫され、スプレーの様に水を吹き出させることができます。

飲むためのチューブと空気を送るチューブで合計2本もチューブがあります。少々煩わしく感じるかもしれません。

 

マウスピースをクチに付けずに水を飲めるので衛生的です。他人に水を分ける時にも間接キスを気にせずにすみます。頭に水をかける時もスプレー方式なら水を出せます。

蓋はスライド方式で広口なので給水を行いやすいです。また洗浄する時はリザーバーを裏返しにも出来るので洗いやすいです。

 

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【オスプレー】LTレザヴォア

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1.5~2.5リットル(170グラム)。蓋はストライド式で給水や洗浄が行いやすくなっています。ホースクリップはマグネット式なので着脱しやすいですが、磁石はコンパスを乱すので注意して下さい。

 

参考価格4,000円。

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【プラティパス】ビッグジップLP

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1.5~3リットル(170グラム)。蓋はストライド式で水漏れをしっかり防ぎます。シンプルなデザインながらもリュックにフィットするように設計されています。

2層式なので手を入れての洗浄は出来ません。水以外を入れると匂いが暫く残る可能性があります。

 

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【サロモン】SOFT RESERVOIR

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1.5~2リットル(約160グラム)。蓋はストライド式で、裏返しに出来るので洗浄がしやすいです。全てのサロモンのバックパックに適合します。

 

参考価格5,200円。

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まとめ

のどが渇く前の水分補給が大切です。それを簡単に実現するのがハイドレーションシステムです。トレイルランニングだけでなくサイクリングでもよく使われています!

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