登山に必要なヘッドランプの選び方とおすすめ6選!

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山行が予定通りいかず辺りが薄暗っくなってきたら焦ってしまいます。まさか日帰り登山でランプが必要になるとは思いませんよね。

あるいはテント泊でも光がなかったらどこに何があるのかわからなくて危険です。

 

こういう時には頭につけるヘッドランプがあると便利です。これなら両手が空くので夜間の行動が安全に行なえます。

では、ヘッドランプの選び方とポイントを解説しましてから、おすすめのヘッドランプをご紹介します!

登山に必要なヘッドランプの選び方とポイント

LEDヘッドランプの種類

日帰りプランでもテント泊でも山に入るなら必ずヘッドランプは持っておきたいアイテムです。

最近の主流はLED(発光ダイオード)を使ったランプで、大きなLEDを1個搭載、あるいは小さなLEDを5個搭載、大小のLEDを複数搭載など様々です。

 

光は1点に収束すれば遠くまで照らせますが周囲は暗く、光を周囲に拡散すれば近くを全体的に明るくしますが遠くは見えないという性質があります。

 

近距離タイプは小型のLEDが複数個並び、広範囲に光を照射するので本を読んだりテントで食事を作るなど、手元を照らすのに向いています。

近距離タイプの消費電力は少ないのでバッテリーの持ちが良いです。広範囲を照らすことで頭をあまり動かさなくても広い範囲を視認できます。少し遠くはもう見えません。

 

遠距離タイプは大型のLEDを1個で強力なスポットランプで遠くまで照らします。足元やその先を照らせるので道迷いや転倒の防止になります。

遠距離タイプの消費電力は多くバッテリーの保ちが悪いのがデメリットです。遠距離タイプをテント等で近場を照らすために使うと、強烈な光を他人に浴びせることになるので注意しましょう。

 

遠近タイプは小型と大型のLEDを同時に備え、手動で切り替えることで小型LEDか大型LEDか全部かを選択出来ます。この切替が面倒と感じる人もいます。

LEDヘッドランプの利用シーン

キャンプでは主に手元を照らせればいいので近距離タイプを選択します。トイレまで安全に行くために懐中電灯もあればベターです。

日帰りハイキングは森林に光が遮られてかなり暗くなるので遠距離タイプが安心です。

 

テント泊は遠近両方を照らせるタイプが安心ですが、通常は近距離タイプで遠距離は懐中電灯にするのもありです。

夜間行動の登山やトレランでは遠距離タイプと懐中電灯の両刀が便利です。懐中電灯は顔を向けなくても照らせるのでトレランで使えます。

 

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LEDの明るさとバッテリー

LEDヘッドランプの利用シーン

明るさの指標は「ルーメン(lm)」で表されます。近場を照らすくらいなら50lm以上、遠距離を照らすには100lm以上が必要です。

しかしルーメンの数値が大きくても光の収束や拡散がうまく出来ていない製品は、明るいと感じないことがあります。LEDヘッドランプはまだ未成熟な分野なので注意が必要です。

 

明るいLEDはバッテリーをよく食います。バッテリーには単3・単4乾電池かボタン電池かリチウムイオンバッテリーなどがあります。

バッテリーが24時間保つと豪語する製品がありますが、ほぼ全て誇大表示です。100%の明るさを維持できるのは大体2時間が限界です。それ以降は暗い光を22時間放ち続けます。

 

予備のバッテリーは必須です。乾電池も積みかさなれば重いです。バッテリーは気温が低いと減りが早くなります。

 

LEDヘッドランプにおけるバッテリーの位置も気をつけたいポイントです。

重いバッテリーをLEDとは別の場所に配置することで、行動時にヘッドランプがズリ落ちてこないように配慮された製品もあります。

防水性・光の種類・角度調整

山岳用ヘッドランプは悪天候時でも使うので防水性能は必須です。しかし乾電池式など蓋を開ける構造なので防水とあってもあまり過信しない方がいいです。

LEDランプの光は白色なので直接目に入ると目が一瞬おかしくなります。なので赤色など色がついているレンズが備わっていると周囲の人に迷惑をかけにくいです。

 

遠近タイプのヘッドランプは行動中は遠くを照らすためLEDを上向きに、本を読む時はLEDを手元へ下向きに角度を調整できる物があります。無段階調整の場合、意図しないで向きが変わるかもしれません。

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登山に必要なヘッドランプのおすすめ6選!

【ブラックダイヤモンド】スポット BD620634

【ブラックダイヤモンド】スポット BD620634
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単4電池3本込重量90グラム、全光300ルーメン(低照度10m・180時間/高照度80m・25時間)、IPX8防水です。ビームパターン(ワイド、スポット)。光量MAXで約2時間です。

操作はボタンプッシュとサイドのタップで行えます。グローブをはめていても操作できます。釣り用途でもおすすめです。

 

参考価格8,300円。

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【ペツル】アクティック

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単4電池3本込重量92グラム、全光300ルーメン(低照度10m・260時間/高照度90m・60時間)、IPX4保護です。ビームパターン(ワイド、スポット)。

ワイドは明るいですがスポットに絞るとやや暗いです。USB充電できる別売りのバッテリーがあります。バックルが簡易のホイッスルになります。

 

参考価格4,500円。

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【モンベル】パワー ヘッドランプ

【モンベル】パワー ヘッドランプ© 1996-2017, Amazon.com, Inc. or its affiliates

単4電池3本込重量91グラム、全光160ルーメン(低照度5m・120時間/高照度150m・40時間)、IPX6防水です。ビームパターン(LOW、HIGH)。光量MAXで約2時間です。

点灯は誤作動防止でダブルクリック仕様です。近距離は光のむらが無い電球色、遠距離はスポットで白色です。

 

参考価格3,200円。

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【レッドレンザー】充電式ヘッドライト H8R

【レッドレンザー】充電式ヘッドライト H8R
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専用充電池込重量158グラム、全光600ルーメン(低照度10m・120時間/高照度110m・10時間)、IPX4保護です。ビームパターン(ワイド、スポット)。

充電電池は後頭部にあります。この充電電池の横にはリアランプがあり、後続の人に存在を知らせます。

 

LEDリフレクターレンズのメカニカルな外観はヘッドを回すことでフォーカスを調整できます。

リフレクターレンズは長距離を明るくするスポット照射と、近距離をムラ無く均一に照らすワイド照射にとても優れています。ローモードの10ルーメンは絶妙の明るさです。

 

参考価格13,000円。

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【マイルストーン】MS-B1+

【マイルストーン】MS-B1+
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専用充電池込重量96グラム、全光250ルーメン(低照度45時間/高照度4時間)、IPX5保護です。ビームパターン(ワイド、スポット)。

リチウムイオン電池は内蔵なので交換は出来ません。リチウムイオン電池は寒冷地に強いという性質があります。USB充電です。

 

参考価格7,400円。

milestone(マイルストーン) MS-B1 Cloud

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【ジェントス】ヘッドウォーズ HW-000X

【ジェントス】ヘッドウォーズ HW-000X
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単3電池3本込重量198グラム、全光300ルーメン(低照度150時間/高照度8時間)、IPX4保護です。ビームパターン(ワイド、スポット)。

フォーカスコントロールでスポットからワイドまで無段階調整が出来ます。電池ボックスは後頭部にあります。

ワイドビームで光を拡散しても十分に明るいです。バッテリーケースの耐久性に若干難あり。

 

参考価格2,800円。

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まとめ

HIGHモードはすぐバッテリーがバテるのでMIDDLEモードで妥協するのが良いと思います。

夜中に走り続けるトレランレースでもない限り、それで十分ではないでしょうか。

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