8月から行われていたロンドン世界陸上2017で、リオオリンピック2016に続いて再び男子4×100メートルリレーでメダルを獲得しました
男子リレーは6人の候補者全員が速いので、スタメンに選ばれるだけでも大変なことです。
それでも飯塚翔太は必ず代表に選ばれてきたことから、リレーでの信頼はとても厚いですね。
では、ジーニアス飯塚翔太の世界陸上をまとめましたので御覧ください!
ジーニアス飯塚翔太(ミズノ)の陸上世界選手権2017!
ジーニアス飯塚翔太(ミズノ)のリオオリンピック2016!
リオオリンピック2016が始まって12日目に、ようやく個人種目の200メートル予選が始まりました。飯塚翔太は200mを専門とする短距離走者です。
予選で、飯塚翔太は20秒49の3組4位、藤光謙司は20秒86の5組6位、髙瀬慧は20秒71の9組6位で、日本勢は全員が予選落ちしました。
ちなみに飯塚翔太の200m自己ベストは20秒11です。予選でのウサイン・ボルトは20秒28の9組1位でした。
飯塚翔太はインタビューで、やることはやったけど厳しい、と言っていました。
2度目のオリンピックが終わりました。
嵐のように過ぎ去った夢の時間でしたが新たなスタートに向けてみんなで頑張りたいと思います!
代表のみなさんお疲れ様でした!
そして暖かい声援ありがとうございました! pic.twitter.com/ejLyjqF0GH— 飯塚翔太 (shota iizuka) (@genius__shota) 2016年8月22日
そして次は運命の男子4×100mリレーです。100m9秒台が一人もいない中で日本は戦うことになりました。
スタメンは山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥です。普通に走っていたのでは絶対に勝てないので、日本はバトンパスから1秒以上縮める作戦をとりました。
それが功を奏してリレーで銀メダルという快挙を成し遂げました。アンカーのウサイン・ボルトが並走する日本選手に驚いていたのが印象的でした。
ジーニアス飯塚翔太(ミズノ)のアメリカ修行2017!
ロサンゼルスのスポーツ研究機関でフォームのチェックをしてもらい、飯塚翔太はストライドが狭く身長185cmの体格を活かせていないことが判明しました。
200mを19秒台で走るにはフォームの改善と序盤100mのスピードアップが鍵です。
飯塚翔太はカリフォルニア大ロサンゼルス校の恩師ジョン・フレイザーコーチの元へ合宿を行いました。
そこで、専門外の100メートルを研究し、200メートルに活かす特訓に明け暮れました。
その後ハワイにて同じく200mの藤光謙司と合宿し、コーナーを減速せずに加速する特訓やトップスピードの強化に取り組みました。
【MTC】
飯塚翔太選手より、ハワイトレーニングレポート2が届きました!
詳しくはこちらのURLからご覧下さい!(MTCブログ https://t.co/Bu3rr9hymH)#ミズノ #ミズノトラッククラブ pic.twitter.com/fr6d8gvkTu— ミズノ陸上/ミズノトラッククラブ (@MIZUNO_RIKUJO) 2017年3月2日
ジーニアス飯塚翔太(ミズノ)の代表選考会2017!
6月の布勢スプリントは世界陸上の代表選考会を兼ねています。種目に200mは無く、100mだけの大会となります。
飯塚翔太は200mの走力アップのために取り組んだ100mで、自己新記録を更新することになりました。
100m予選で飯塚翔太は10秒10(追い風1.7m)の4組1位になりました。自己記録をコンマ12も縮めました。さらに決勝で10秒08を出して再び自己記録更新です。
飯塚翔太はインタビューで、予想していなかった、このスピードは収穫、と言っていました。
日本選手権お疲れ様でした!
悔しい結果ですがスッキリしてます。
また次に向けて頑張ります!
色んな方に声援を頂きました!
26歳も駆け抜けます! pic.twitter.com/OpvVPKH2wb— 飯塚翔太 (shota iizuka) (@genius__shota) 2017年6月25日
本命の200mは日本選手権が舞台になります。決勝でサニブラウン・ハキームが20秒32、藤光謙司が20秒47、飯塚翔太が20秒55のタイムでした。
世界陸上の200m参加標準記録が20秒44で、飯塚翔太は決勝では冴えませんでしたが、予選で20秒40と僅かにクリアして200mの代表になりました。
ちなみに飯塚翔太は100mにはエントリーしていません。
ジーニアス飯塚翔太(ミズノ)の世界陸上2017、男子100m!
ロンドン世界陸上、大会四日目に男子200m予選が始まりました。エントリーしているのは飯塚翔太とサニブラウン・ハキームです。
飯塚翔太は予選を20秒58(追い風0.7m)の7組4着で予選落ち・・・と思いきや、1着と3着が失格により飯塚翔太の順位が上がって準決勝に進出しました。
飯塚翔太は当初取材エリアで落胆していましたが、繰り上がりで2着になったと発表があり、驚いた様子でした。
飯塚翔太はインタビューで、もう一度走りたいと思っていた、と言っていました。
しかし、準決勝の飯塚翔太は自己ベストから程遠い20秒62の1組5着でフィニッシュ。準決勝で敗退しました。
ジーニアス飯塚翔太(ミズノ)の世界陸上2017、4×100mリレー!
飯塚翔太は個人種目の惨敗を取り返すにはリレーで挽回するしかありませんでした。
スタメンだったサニブラウン・ハキームが負傷で離脱し、予選は多田修平・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥の走順になりました。飯塚翔太はリオと同じく2走です。
リレーの予選は38秒21の1組3着でなんとか決勝へ進出しました。予選ではバトンパスが上手く繋がらず、翌日の決勝までになんとしても修正する必要がありました。
ここで苅部俊二短距離コーチが決勝へのメンバー入れ替えを決断しました。メンバーを替えて成功した例がないのに実行したそうです。
ケンブリッジ飛鳥OUT→藤光謙司INです。藤光謙司は飯塚翔太と一緒にハワイ合宿に参加していました。藤光謙司はアンカー担当です。
そして運命の決勝戦、1走の多田修平が本人納得の疾走でスタートダッシュを決め、2走の飯塚翔太は直線でスピードに乗って3走の桐生祥秀にバトンタッチ。
アンカー藤光謙司は4~5位の位置でしたが、3位のウサイン・ボルトが故障で脱落、3位争いを制して日本が銅メダルです!
飯塚翔太はインタビューで、日本の力を再び世界にアピールできた、と言っていました。
世界陸上2017
男子4×100mリレー決勝
イギリス
アメリカ
日本
(多田・飯塚・桐生・藤光)#世界陸上 #london2017 #ボルトラストラン pic.twitter.com/HYcH8heleY— @陸上競技(トラック) (@ran_run_mori) 2017年8月12日
ジーニアス飯塚翔太(ミズノスパイク・インスタ筋肉)のプロフィール!
photo by Nick Miller
1991年6月25日に生まれ、2017年8月現在で26歳になります。身長185cm、体重80kg、血液型AB型です。出身は静岡県御前崎市です。
ジーニアス飯塚翔太の兄弟!
飯塚翔太には7歳年下の拓巳氏がいます。身長175cm・体重60kg。拓巳氏も小学校から陸上を始め、兄と同じ高校・大学に進みました。
拓巳氏が兄に走りの助言を求めると、事細かく教えてくれるそうです。まだ兄には遠く及ばない実力ですが、目標は東京五輪に兄と共に出場することだそうです。
ジーニアス飯塚翔太の出身小学校・中学校・高校・大学!
御前崎市立第一小学校に入学し、3年生の時に地元の大会で優勝したことから、地元の陸上クラブの恩田勝美監督に誘われて陸上を始めました。
御前崎市立浜岡中学校に進学し、身長が180cmほどありましたが、成長痛で思うように走れない時期もありました。
2004年の1年生の時に、ジュニアオリンピックDクラスの100mで優勝しました。
2007年に藤枝明誠高校に進学し、清尊徳監督の元で数々の大会で優勝することになります。2009年にはインターハイの200mで21秒01で優勝しました。
2010年に中央大学に進学し、5月の関東インカレの4×100mリレーでアンカー飯塚翔太は後続を引き離しての38秒54で日本学生記録を樹立しました。
ジーニアス飯塚翔太の所属はミズノ・スパイクもミズノ!
2014年にミズノに入社し、10月のアジア大会では4×400m(100ではなく)のリレー決勝で3走を務め、金メダルを獲得しました。
2016のリオ五輪では4×100mリレーで銀メダルを獲得しました。
初戦が終わり、明日のレースに向けてモナコへの移動です。
楽しめました。
レース間2日ですがチャレンジしてきます。 pic.twitter.com/kiGwATYXKt— 飯塚翔太 (shota iizuka) (@genius__shota) 2016年7月14日
ジーニアス飯塚翔太の英語力!
飯塚翔太は英語がペラペーラです。カリフォルニア大のジョン・フレイザーコーチとは高校時代から交流がありましたのでその影響もあるのでしょう。
ジーニアス飯塚翔太がインスタグラムで筋肉を披露!
インスタはハワイのココヘッドでのトレーニング中です。
山登り ココヘッド #補強のレベル越えてる#キツすぎてよく分からない
まとめ
専門の200mでビッグタイトルを獲って欲しいですね。日本記録は末續慎吾の20秒03です。100mの9秒台のように、200mの19秒台も盛り上がれっ!
コメント