登山用寝袋(スリーピングバッグ・シュラフ)の選び方とおすすめ!

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快適な山行のためには良い眠りが大切です。疲れた身体をふかふかの寝袋でしっかりと癒せれば、翌日の山行でフラつくこともありません。

寝袋は寝ている時の体温を保持し、体力を回復させる休息をもたらす、山に欠かせない道具です。

では、登山用寝袋の選び方とおすすめをご紹介します!

登山用寝袋(スリーピングバッグ・シュラフ)の選び方

登山用寝袋(スリーピングバッグ・シュラフ)の選び方とおすすめ!
photo by Jesse Wagstaff

寝袋の形状(マミー型と封筒型)

マミーとはミイラのことです。変わったネーミングセンスですね。マミー型は首周りは広く、冷える足元は少し絞って細くなっています。

マミー型は保温性を上げるために身体に密着します。そのため少し窮屈なので寝心地において封筒型に劣る場合があります。

 

それを置いても登山用として普通は保温性重視なので、マミー型が圧倒的な支持を受けています。

封筒型(レクタングラー型)は長方形の二枚の毛布を重ね合わせた形状をしています。サイドは足元までファスナーで開けることが出来ます。

 

封筒型の内部はほどよい空間があるので締め付けられることもなく寝心地が良いです。反面、暖気が逃げやすい構造なため保温性は劣ります。そして面積が広いので収納性が悪いです。

 

寝袋の中綿素材(ダウンと化学繊維)

寝袋の保温性を決定づけるのが中綿の素材です。最も暖かいのがダウンで、暖気をキープする性能の目安は「フィルパワー(FP)」で表されます。

一般的に550~650フィルパワー以上が上質とされています。中綿にダウンを封入するのが主流で、ダウンの特性によりとても暖かく、収納する時はコンパクトで軽量という特徴があります。

 

ダウンは水に弱いのでテントの結露で濡れると乾きにくいです。そのためテントを設営したらすぐにダウンの寝袋を敷いて乾燥させましょう。

中綿に化学繊維を用いた場合、結露により寝袋が湿ってもある程度の保温性があります。テント泊が連続する場合は寝袋が湿気続けるので、そういう時に化学繊維製だと保温性が保てて便利です。

 

化学繊維は自宅で洗いやすいというメリットもあります。ダウンとは違いあまり気を使う必要がありません。

化学繊維は少々重く収納性に難があります。そして保温性においてダウンに少し劣ります。ただ最先端の化学繊維は保温性がダウンに匹敵するものも登場してきました。

 

細部のディテール

寒い時用に、首周りを温めるショルダーウォーマーが付いていると暖気が逃げにくくなります。同時にフードのドローコードを締め上げれば完璧です。

足元のサイドファスナーは暑い時に開けることで内部温度の調整に使えます。ただファスナーから暖気が漏れる欠点があります。

 

軽量化された生地はファスナーで噛みやすいので、ファスナーの内側にナイロンテープを貼ってあると噛み防止になります。

中綿の封入の構造は、シングルキルト構造が単純で安く縫い目に中綿が無い構造です。

 

ダブルキルト構造はシングルキルトを2重に重ねることで縫い目がずらされ暖気が逃げにくくなっています。

ボックスキルト構造は縫い目が垂直になり、厚みが出来ることで中綿が分厚く、暖気が逃げず最も暖かい構造です。

 

登山用寝袋の使い勝手を向上させる工夫

今ある寝袋だけでは寒いという緊急事態の時、足をザックの中に入れることで保温力を高めることが出来ます。ただし寝袋のかさばり(ロフト)が潰れては意味がありません。

かさばりには暖められた空気が詰まっていますので、それが潰れると寝袋の保温力が低下します。

 

また寝袋の足先が大きく余る場合は、足先をロープで縛ることで無駄な空間が無くなり、保温力を高めることが出来ます。

テント内の壁に結露が付く時は、寝袋が濡れないようにレインウェアやザックカバーを寝袋にかぶせることで防ぐことが出来ます。

 

枕がないと眠れないのは甘えです。着替えなどを束ねて枕代わりにしましょう。

通常、寝袋の下にはスリーピングマットを敷きます。地面のゴツゴツをスリーピングマットが帳消しにしてくれる優れものです。

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登山用寝袋(スリーピングバッグ・シュラフ)のおすすめ!

寝袋の保温性は大は小を兼ねます。暑ければ上着のレイヤーで調整するか寝袋のファスナーを開けるなどで対応しましょう。逆に夏用の寝袋では急な寒さに対応できない場合があります。

【モンベル】バロウバッグ #3

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適応温度目安:1度、重量1050グラム。中綿はメンテナンスが容易な化繊のエクセロフトを使用しています。軽量でいて抜群の復元力のある繊維により、優れた保温力を発揮します。

生地の繊維を斜めに配置し、ストレッチ性の糸ゴムを採用することで伸縮性に富んだ寝袋になっています。寝相の悪い方に最適です。

糸ゴムの伸縮が余分な空間を抑制し、暖かい空気を逃しません。

 

参考価格13,500円。

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【モンベル】ダウンハガー800 ウィメンズ#3

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適応温度目安:マイナス2度、重量547グラム。抜群の伸縮性を持つストレッチ素材を搭載した寝袋です。中綿のダウンは高品質な800フィルパワーのダウンを採用しています。

本モデルは女性の体型に最適化したパターンでコールドスポットを省き、足の冷え性の方のために足元にダウンを20%増量しています。適応身長が173cmまでなので小柄な男性にもおすすめです。

 

参考価格28,600円。

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【シートゥサミット】スパーク3

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適応温度目安:マイナス4度、重量625グラム。湿気を吸収しにくく速乾性に優れた850+フィルパワーの高品質ウルトラドライグースダウンを使用しています。

撥水加工を施しているので使用環境を問わず抜群の保温性を発揮します。北アルプスの夏山に余裕を持って対応できます。

 

参考価格62,700円。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) スパークSp 3 レギュラーサイズ 左ファスナー 1700441

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【ザ・ノース・フェイス】アリューシャン2

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適応温度目安:2度、重量992グラム。中綿は濡れても保温性が下がりにくい化繊のヒートシーカーECOです。濡れてもロフトを保ち、収納時の圧縮率も良いです。

メインジッパーの他に、サイドにショートジッパーが配置されており体温調整がしやすくなっています。

 

参考価格13,000円。

THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) 寝袋 シュラフ アリューシャン2 NBR41403 ラセットオレンジ RH-REG

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【イスカ】エア450X

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適応温度目安:マイナス6度、重量840グラム。800フィルパワーの最高品質ダウンをボックス構造でロフトを形成し、超撥水ナイロン66のシェルで包んだ贅沢な寝袋です。

素晴らしいです。北アルプスの夏山にはこれを連れていきましょう。

 

参考価格35,400円。

イスカ(ISUKA) 寝袋 エア450X ロイヤルブルー [最低使用温度-6度]

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【コールマン】パフォーマー2/C5

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適応温度目安:0度、重量1400グラム。中綿は化繊のポリエステルで撥水性はありません。形状が封筒型なので肩が寒くなることもあります。

使い所はキャンプ場や車中泊など低山なら問題なく使えます。寒い場合はダウンを着ましょう。ファスナーを全開にすると大きなブランケット状になります。

 

参考価格3,500円。

コールマン 寝袋 パフォーマー2/C5 ネイビー/バーミリオン [快適温度5度] 2000027262

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まとめ

寝袋は何個あっても無駄になりません。例えば友達が部屋に泊まることになった場合、寝袋で寝てもらうことが出来ます。

これを機会に登山に誘えば登山仲間が増えて一石二鳥です!

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