海外製サプリメントに波紋、成分表示義務無しでドーピング陽性へ!

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この時期にドーピングの話は如何なものかと思いますが、昨日のニュースになっていましたのでご紹介します。最近国内でのドーピング違反がちらほらとニュースになってきました。

今回は大学生の競泳選手にドーピングの陽性反応が出たとのことです。

サプリでのうっかりドーピングでも資格停止処分はされる!

海外製サプリメントに波紋、成分表示義務無しでドーピング陽性へ!

photo by mike wright

件の競泳選手は9月の全日本インカレに出場し、その時のドーピング検査で陽性反応が出ました。おそらく氏名は公表されないと思われますが、日本代表選手では無いとのことです。

事情聴取によりますと海外製のサプリメントを服用しており、その中に禁止成分が含まれていた可能性があるようです。

 

アスリートが服用するサプリと言えばプロテインが真っ先に思い浮かびます。去年国内で5件のドーピング違反があり、その全てがサプリが原因でした。

海外製のプロテインは濃度が高くそれでいて安いので人気がありますし、入手性もハードルが低いので誰でも買えてしまいます。

 

サプリは医薬品ではないので成分表示が適当でも問題ありません。この件ではそこに落とし穴があり、サプリのラベルにはわざわざ禁止成分は表示していないことがあるようです。

 

このように思いもよらないドーピング違反は『うっかりドーピング』と呼ばれています。ドーピングはサプリだけでなく風邪薬でも陽性になることがあり、うっかりでは済まない事態によくなります。尚うっかりなら目安は4ヶ月間の出場停止処分です。

 

先月には競馬の騎手が母親から貰った薬を飲んでドーピング違反 → 30日間騎乗停止処分という非情な裁定が下りました。アスリートには細心の注意が求められますね。

 

ちなみに、制裁レベルの処分になると競技の成績が失効され、資格はもちろん停止されて所属チームでの練習も禁止です。

 

プロテインはアウト・セーフ?

アスリートの6割がプロテイン等を使用し筋肉の増大に努めているそうです。大本営・日本アンチ・ドーピング機構(JADA)はこの現状を危惧し、サプリは摂らずにバランスの良い食事とトレーニングを推奨しています。

 

なんというキレイな建前でしょうか。体格で劣った日本人が海外で勝つにはプロテインが必要でしょうに。

でもJADAが特に危険視しているのは海外製のサプリです。効果を高めるためにどんな危険な橋を渡っているか知れないということでしょう。

 

そこで日本のサプリは大本営JADAが直々に認証するプログラムがあります。結構費用がかかっていそうです。ウィダーインゼリーの森永製菓は契約を延長しませんでした。

 

現在はアミノバリュー等の大塚製薬、アミノバイタル等の味の素、ザバス等の明治が認証プログラムを受けています。つまりプロテインを摂るならザバスということでしょうか。

 

他にも世界にはアンチドーピング認証プログラムがあるので、JADA以外から認証を受けている製品は多いと思います。例えばDNSのプロテインはイギリスのLGC社から認証を受けています。

 

これから東京オリンピックに向けてドーピング検査はピリピリムードになっていくでしょう。日本の全てのアスリートも今一度サプリメントの安全性を確認した方が良さそうです。

 

というわけで偶然にもJADAに認証されているザバスについての記事があります!このプロテインなら安全です!

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