サニブラウン・アブデル・ハキームが陸上世界選手権2017に挑む!

奇数年に開催されている世界陸上競技選手権大会が、2017年は8月4~13日までイギリスのロンドン・オリンピックスタジアムで開かれます。

注目の日本代表・男子短距離にはサニブラウン・アブデル・ハキーム、飯塚翔太多田修平ケンブリッジ飛鳥が出場します。

大本命かと思われたエース桐生祥秀(きりゅう よしひで)は短距離での出場権は逃し、男子4×100mリレーに出場します。

では、期待の新星・サニブラウン・アブデル・ハキームについてまとめましたので御覧ください!

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サニブラウン・アブデル・ハキームの陸上世界選手権2017!

目標のないサニブラウン・ハキームが変わった瞬間!

サニブラウン・ハキームの練習拠点はオランダで、6月に行われた大会で7位に沈んだことで世間を騒がせました。

敗北の理由は練習の中心が100mだったので、200mの走り方を忘れていたというものでした。

金メダリスト請負人のベテランのレイナ・レイダーコーチは調整の失敗を痛感しすぐさま手を打ちました。サニブラウン・ハキームの練習相手を女子選手のティアナ・バートレッタに交代しました。

ティアナ・バートレッタはロンドン五輪100m4位の実力者です。ティアナ・バートレッタはサニブラウン・ハキームを弟のように可愛がっていましたが、練習中に本気で走らない彼に苛立ってもいました。

彼女は世界陸上の選考会が目前に迫るサニブラウン・ハキームに、なぜ世界陸上に行きたいのかを聞きました。

するとサニブラウン・ハキームは経験のために行くと言い、ティアナ・バートレッタを怒らせることになりました。

サニブラウン・ハキームはまだ18歳と思っていたようですが、アスリートにとってはもう18歳なんだ、時間なんてもう無いんだぞとティアナ・バートレッタは伝えたかったのです。

このエピソードを切っ掛けにサニブラウン・ハキームは変わりました。

ロンドン世界陸上2017に出れたらいいなというフワッとした気持ちから、絶対に決勝に行くぞ!という強い目標を持つようになりました。

サニブラウン・ハキームが日本陸上競技選手権2017で2冠!

オランダでの武者修行が終わり6月24日の日本陸上競技選手権で、サニブラウン・ハキームは日本代表の権利を得ることになります。

男子100mの本命は桐生祥秀・山縣亮太・ケンブリッジ飛鳥・多田修平でしたが、終わってみればサニブラウン・ハキームが自己ベスト更新の10秒05で1位。

翌日の男子200mは、サニブラウン・ハキームは疲労が蓄積されている中で、自己ベストを更新し20秒32で1位になり、100と200mの2冠を達成しました。

サニブラウン・ハキームは日本人初の9秒台もそのうち出るでしょうと宣言し、これからの陸上のエースになりうる逸材に成長して行きそうです。

サニブラウン・ハキームの世界陸上2017、男子100m!

ロンドン世界陸上2017は8月4日に開幕し、当日は男子100メートル予選が行われます。(日本時間8月5日午前4時20分)

100mのエントリーはサニブラウン・アブデル・ハキーム、多田修平、ケンブリッジ飛鳥です。

大会初日の4日の100m予選で、サニブラウン・ハキームは自己ベストの10秒05の2組1着で準決勝進出しました。

サニブラウン・ハキームのレース内容は、スタートから先頭を独走し、最後まで後続を寄せ付けずにフィニッシュしました。

向かい風0.6mでこのタイムですから条件が揃えば9秒台が出そうです。

サニブラウン・ハキームはインタビューで、ここからさらにギアを上げたい、と言っていました。

他に多田修平とケンブリッジ飛鳥も予選を突破しており、日本勢全員が予選を突破するのは史上初です。

5日の100m準決勝で、サニブラウン・ハキームは追い風0.2mの10秒28の7着で準決勝を敗退しました。

サニブラウン・ハキームのレース内容は、スタート4歩目で右足のバランスを崩し、顔を前に向けるも集中力が切れて伸びませんでした。

サニブラウン・ハキームはインタビューで、やらかしてしまった、と言っていました。

次は200m予選が7日にあります。

サニブラウン・ハキームの世界陸上2017、男子200m!

200mのエントリーはサニブラウン・アブデル・ハキーム、飯塚翔太です。

7日の200m予選で、サニブラウン・ハキームは20秒52の2着で準決勝に進みました。全体では18位でした。200mの自己ベストは20秒32です。

サニブラウン・ハキームのレース内容は、僅かにスタートで遅れつつも良い位置でコーナーを回り、最後の直線は手加減なしの全力疾走で前の走者を抜きました。

サニブラウン・ハキームはインタビューで、後半に若干無理する形になった、と言っていました。

ちなみに飯塚翔太は20秒58の7着で予選落ちでしたが、先着していた2選手が失格となったため繰り上がりで準決勝進出になりました。

9日に準決勝、10日に決勝が予定されています。

9日の200m準決勝で、サニブラウン・ハキームは20秒43の2着で決勝に進みました。全体では10位ですが、各組2着までは決勝に行けます。

サニブラウン・ハキームのレース内容は、今度は遅れること無くスタートを切り、コーナーを抜けてスピードを上げて2位の位置につけ、省エネでそのままゴールしました。

サニブラウン・ハキームはインタビューで、最初の100mがよかった、と言っていました。

飯塚翔太は準決勝1組で20秒62の5着で敗退しました。

11日の200m決勝で、サニブラウン・ハキームは20秒63の7位でした。自己ベストよりコンマ31遅かったです。

サニブラウン・ハキームのレース内容は、8レーンからの前半はトップ争いが出来る良い位置でしたが、後半の直線に入って一気に失速しました。

サニブラウン・ハキームはインタビューで、太ももの裏側に痛みが来た、と言っていました。

サニブラウン・ハキームの世界陸上2017、男子4×100mリレー!

男子4×100mリレー(400メートルリレー)には多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥が出場予定です。あるいはケンブリッジ飛鳥OUT・藤光謙司INかもしれません。

リレー直前までバトンの練習を重ねてきたサニブラウン・ハキームはアンカーの可能性が急上昇していましたが、200m決勝で足の痛みがはっきりと出たのでリレーには出場しないことになりました。

といいつつ出場の可能性は2%くらいありそうですが。

リレー予選は日本時間12日午後7時頃です。決勝は13日早朝6時頃です。

リオオリンピックで銀メダルを獲得した400メートルリレー、世界陸上でまた再現なるのか、楽しみですね!

13日にリレー決勝が行われ、多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司が走りました。

リレー決勝は、日本は38秒04で3位でした。1位はイギリスの37秒47、2位はアメリカの37秒52でした。日本は今大会初メダルです。

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ジーニアス・サニブラウン・アブデル・ハキームのプロフィール!

ジーニアス・サニブラウン・アブデル・ハキームのプロフィール!
photo by David Mulder
1999年3月6日に生まれ、2017年8月現在で18歳になります。身長188cm、体重79kg、血液型0型です。出身は福岡県で、国籍は日本です。

サニブラウン・アブデル・ハキームの名前について

英字ではAbdul Hakim Sani Brownと表記します。名前に全く日本らしさがなくて少し戸惑ってしまいますね。日本人の母親からはキームと愛称で呼ばれています。

名字がサニブラウン、名前がアブデル・ハキームです。戸籍はこのままカタカナで書かれているそうです。正確には下の名前はアブデルハキームと続けて書かれています。

名前の意味は、アブデル(司る人)・ハキーム(賢い)です。同級生からの情報によると頭が良くて優しい人物だそうです。

サニブラウン・アブデル・ハキームの父親・母親・弟!

父親のラティフ氏はガーナ人で元サッカー選手でした。現在は東京都内でスポーツバーを営んでいるそうです。

母親の明子氏は福岡県出身の日本人でインターハイの出場経験(ハードル)があります。息子キームはサッカーもしていましたが、明子氏が陸上へ鞍替えさせました。

キームには約9歳年下の弟のアブデル・ハナン氏がいます。陸上とサッカーの両方をしているそうです。

サニブラウン・アブデル・ハキームの出身小学校!

サニブラウン・ハキームの出身小学校は不明ですが、父親の影響からサッカーを始め、フォワードでプレーしていました。

小学校3年生になってから母親がキームの団体競技への適性のなさを見抜き、陸上競技を勧めて現在に至ります。

サニブラウン・アブデル・ハキームの出身中学校・高校・大学!

サニブラウン・ハキームは城西大学附属城西中学校・高等学校に進学し、元オリンピック選手の山村貴彦コーチの指導を受けました。

2014年の高校1年生の時に、国民体育大会の100m(少年B)に10秒45で優勝し、東京五輪代表選手候補・ダイヤモンドアスリートに認定されました。

2015年の高校2年生の時に、世界ユース陸上競技選手権大会で100mに10秒28、200mに20秒34で優勝し、2冠に輝きました。

この2冠に対してIAAFは国際陸連新人賞をサニブラウン・ハキームに授与しました。

2015年8月の北京・世界陸上2015では、200m準決勝で20秒47の2組5着で敗退しました。

2017年3月に高校を卒業し、2017年秋期に名門・フロリダ大学(米国)に進学予定です。

2017年6月の日本陸上競技選手権大会では、雨が降る中100m決勝で自己ベストの10秒05で初優勝しました。さらに200m決勝でも自己ベスト20秒32で初優勝しました。

まとめ

もうすぐ31歳のウサイン・ボルトがロンドン世界陸上2017を最後に引退します。そのウサイン・ボルトの打ち立てた100m世界記録(9秒58)を塗り替えるのがサニブラウン・ハキームの目標です。

この目標はとてもつもなくデカイですね!

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