ケンブリッジ飛鳥はちょうど一年前のリオオリンピックで男子4×100mリレーで銀メダルを獲得しました。
あの時のリレーはケンブリッジ飛鳥がアンカーで、金メダル・ジャマイカのアンカーはウサイン・ボルトでした。
ケンブリッジ飛鳥は今回の世界陸上を最後に引退するウサイン・ボルトともう一度勝負をしたいそうです。
100mの決勝にケンブリッジ飛鳥が進めば対決がありそうですね!
では、ケンブリッジ飛鳥の軌跡をまとめましたので御覧ください!
ケンブリッジ 飛鳥 アントニオの陸上世界選手権2017!
ケンブリッジ飛鳥がリオ五輪2016で銀メダル!
リオ五輪のリレー決勝は山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀が繋いでトップで帰ってきました。
ケンブリッジ飛鳥が一瞬だけリードを保ってすぐ本命のウサイン・ボルトが抜き去るも、ケンブリッジ飛鳥が食い下がって日本は2位の銀メダル!
ずっと目標にしてたオリンピックの舞台でメダルを取ることができました。最高の気分です‼︎4年後は個人でも結果を残せるるように4人でまた競い合っていきたいです。最高のライバルでチームメイト本当に応援ありがとうございました!!
直前までリレーの代表メンバーで当落の線上にいたケンブリッジ飛鳥が、この瞬間でのベストメンバーだったことを証明しました。
しかしそのベストメンバーも今は昔、男子短距離は粒ぞろいの群雄割拠により代表メンバーが変わってきました。
世界陸上2017のリレーでは、サニブラウン・ハキーム、多田修平、ケンブリッジ飛鳥、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司が名を連ねています。
日本のリレーの要はバトンの精度と言われていますので、今回は意外にもサニブラウン・ハキームが当落線上にいるかもしれません。
まだリレーの代表メンバーは発表されていませんが、銀メダリストのケンブリッジ飛鳥が選ばれるのか、もう暫く気をもみそうです。
ケンブリッジ飛鳥の世界陸上2017、男子100m!
ケンブリッジ飛鳥はここ一年優勝がなくずっと2位に甘んじていますが、日本選手権2017の100m予選で自己ベスト10秒08を出していますので調子は上向きです。
世界陸上2017では100mとリレーにエントリーしており、100mは大会初日の8月4日に予選、翌日に準決勝と決勝があります。
リレーは大会9日目の8月12日に予選があります。試合の間隔が随分開いていますので、バトンの精度を上げる絶好の機会です。
大会初日の4日の100m予選で、ケンブリッジ飛鳥は10秒21の4組4着で準決勝進出しました。
予選は3着までが次に進み、また4着以下から上位6人は準決勝に進めますので、ケンブリッジ飛鳥は予選を突破しています。
世界陸上
男子100m予選
4.ケンブリッジ飛鳥 10’21#london2017 #世界陸上 #ケンブリッジ飛鳥 pic.twitter.com/pEWsX4LwuH— @陸上競技(トラック) (@ran_run_mori) 2017年8月4日
ケンブリッジ飛鳥のレース内容は、スタートは2位につけるも差を縮めることができず、後続のトップスピードに引き離されました。
ケンブリッジ飛鳥の予選の組み合わせは運が悪く、自己ベスト9秒台の選手が3人もいる状況でした。
ケンブリッジ飛鳥のインタビューは、後半うまく伸びなかった、と言っていました。
他にサニブラウン・ハキームと多田修平も予選を突破しており、日本勢全員が予選を突破するのは史上初です。
5日の100m準決勝で、ケンブリッジ飛鳥は向かい風0.5mの10秒25の6着で準決勝を敗退しました。
ケンブリッジ飛鳥のレース内容は、50m付近までは2位の位置でしたが、そこから後続に一瞬で抜かれてしまいました。
世界陸上2017
男子100m準決勝1組
6着 ケンブリッジ飛鳥 10’25#世界陸上 #London2017 #ケンブリッジ飛鳥 pic.twitter.com/IfOwTBYQl7— @陸上競技(トラック) (@ran_run_mori) 2017年8月5日
ケンブリッジ飛鳥はインタビューで、もう少しやれると思っていた、と言っていました。
残るはリレーですがメンバーの発表はまだです。
ケンブリッジ飛鳥の世界陸上2017、男子4×100mリレー!
リレーのメンバーが確定しました。
1走・多田修平、2走・飯塚翔太、3走・桐生祥秀、アンカー・ケンブリッジ飛鳥です。
12日のリレー予選は、日本は38秒21の1組3位でした。日本は全体6位で決勝進出です。1組1位はアメリカの37秒70、1組2位は37秒76のイギリスです。
ケンブリッジ飛鳥はインタビューで、バトンが詰まってしまった、と言っていました。
13日のリレー決勝ではアンカーがケンブリッジ飛鳥から藤光謙司(ゼンリン・31歳)に代わりました。
ケンブリッジ飛鳥は6月の日本選手権で痛めた右太もも裏がまだ完治していないから、アンカーを外れたのかもしれません。
リレー決勝は、日本は38秒04で3位でした。1位はイギリスの37秒47、2位はアメリカの37秒52でした。
世界陸上2017
男子4×100mリレー決勝
🥇イギリス🇬🇧
🥈アメリカ🇺🇸
🥉日本 🇯🇵
(多田・飯塚・桐生・藤光)#世界陸上 #london2017 #ボルトラストラン pic.twitter.com/HYcH8heleY— @陸上競技(トラック) (@ran_run_mori) 2017年8月12日
ジーニアス・ケンブリッジ飛鳥のプロフィール!
1993年5月31日に生まれ、2017年8月現在で24歳になります。身長180cm、体重76kg、血液型0型です。出身はジャマイカ、育ちは大阪です。
イケメン・ケンブリッジ飛鳥の両親(父親と母親)と妹!
ケンブリッジ飛鳥の母親(日本人)がジャマイカを旅行中に父親(ジャマイカ人)と出会い結婚しました。
そしてケンブリッジ飛鳥は2歳までジャマイカで暮らすことになりますが、その時の記憶はほとんどないそうです。
妹にケンブリッジ沙紗(さしゃ)氏がいます。綺麗系美人です。
イケメン・ケンブリッジ飛鳥の出身小学校・中学校!
photo by James Johnston
2000年に大阪市立淀川小学校に入学し、6年間サッカーに夢中になりました。和製ティエリ・アンリと呼ばれるほど上手だったようです。
2006年に大阪市立淀川中学へ進学し、陸上部顧問の強い勧めで入部しました。
ケンブリッジ飛鳥は早くなると言われていたのに全く勝てず、悔しさをバネにしていたらいつのまにか陸上に夢中になっていました。
ケンブリッジ飛鳥にとって陸上の魅力は、タイムから自身の成長を感じ取れるところが良いそうです。
2008年の中学3年の時に東京へ引っ越し、江東区立深川第三中学校に転校しました。関東中学校陸上競技大会と全日本中学校選手権に出場しました。
イケメン・ケンブリッジ飛鳥の出身高校!
2009年に東京高校に進学し、2010年に100mで自己ベスト10秒75を記録し初の10秒台になりました。
2011年の最後のインターハイで4×100mリレーで優勝、日本ジュニア選手権では200mで優勝しました。
いつも温かく迎えていただき、ありがとうございます!先生やみなさんの笑顔がうれしかったです^ ^ さらにいい走りができるようがんばります!今日もありがとうございました!#a_cam9 #TeamUA #東京高校 pic.twitter.com/VhEkifGlIx
— ケンブリッジ飛鳥 (@C_ASKA9) 2016年9月1日
イケメン・ケンブリッジ飛鳥の出身大学!
2012年に日本大学文理学部に進学し、2013年の東アジア大会の200mで優勝しました。ケンブリッジ飛鳥が国際タイトルを初めて獲りました。
また、4×100mリレーで日本代表として3走を務め優勝しました。
2014年2月に単身でジャマイカに行き、ウサイン・ボルトの所属するレーサーズトラッククラブで約1週間トレーニングしました。そこでフィジカルの差を強く感じました。
大学4年生の2015年、織田記念国際100mで桐生祥秀を破って初優勝しました。一年前の怪我からウエイトトレーニングに取り組み、体重が5kg増えて最高速の安定度が増しました。
5月の関東インカレでは左足に違和感がありながらも100mで初優勝しました。
イケメン・ケンブリッジ飛鳥の所属!
2016年4月にスポーツ用品の輸入製造販売を手がけるドームに入社しました。ドームはアンダーアーマーの日本総代理店でもあります。
ケンブリッジ飛鳥は同年にリオオリンピックに出場し、100m準決勝で10秒17の3組7着で準決勝敗退しました。
続いて4×100mリレーのアンカーとして出場し、予選でアジア新記録をマーク、決勝でアジア新記録をまた更新して37秒60の銀メダルに輝きました。
同年12月に練習時間を確保したいという理由からドームを退社し、プロへ転向を表明しました。
2017年4月、ナイキ陸上競技部に所属しました。同年8月にロンドン世界陸上2018に出場します。
カッコイイ!!どれにするか悩んでしまう!! pic.twitter.com/LOvMucddHH
— ケンブリッジ飛鳥 (@C_ASKA9) 2017年5月11日
まとめ
ケンブリッジ飛鳥には悪いけど100mよりリレーの方が楽しみです。順当に行けばリオ五輪の再現になるかもしれません。
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