先月ユニバ2017の100&200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した渡部香生子(わたなべ かなこ)がまた頂点に立ちました。
今度は日本学生選手権(インカレ)の100メートル平泳ぎで2年ぶり2度目の優勝となりました。
では、ジーニアス渡部香生子(早稲田)のこれまでの軌跡を御覧ください!
渡部香生子(早稲田)のユニバーシアード夏季大会!
8月18日からユニバーシアード2017台北が開催されていました。ユニバーシアードは二年に一度開催され、主に世界中の大学生が競い合います。
日本の競泳選手で有名所では萩野公介(ブリヂストン)・瀬戸大也(全日本空輸)・大橋悠依(東洋大学)が同じくユニバ2017で大活躍でした。
8月18日は早稲田の女子エース、渡部香生子!
現在はユニバーシアードに出場する為、チームを離れて奮闘中!
台北の地で大暴れ、そのままインカレでも他を圧倒する大爆発に期待したい!
インカレでは平泳ぎだけでなく、リレーなどでもフル回転で頑張ってもらいましょう! pic.twitter.com/OdALnaeeJ2— 早稲田大学水泳部競泳部門 (@wasedaswimc) 2017年8月18日
渡部香生子の専門は平泳ぎです。
渡部香生子(早稲田)のユニバーシアード夏季大会2017!
photo by JD Lasica
渡部香生子のユニバ2017、4x100mフリーリレー!
8月20日に4x100mフリーリレーの予選が行われました。日本が属する予選3組には強豪国がズラリと並び、厳しい戦いになりました。
3組の予選1位はアメリカで3分41秒30、2位はロシアで3分41秒89、3位は日本で3分42秒80でした。ちなみに同種目の日本記録は3分36秒74(2016年)です。
予選と決勝のスターティングメンバーは順に五十嵐千尋、大本里佳、岩本愛結、渡部香生子でした。
同日の決勝は、日本は6位で3分41秒88でした。1位はカナダで3分39秒21、2位はロシアで3分39秒39、3位はアメリカで3分40秒09でした。
日本は54秒台を誰も出せない中で健闘しました。
渡部香生子のユニバ2017、100m平泳ぎで金メダル!
21日に100m平泳ぎの予選が始まりました。
予選で渡部香生子は1分08秒51の5組3位で準決勝へ進みました。自己ベストは1分05秒88(2014年・日本記録)です。
同日の準決勝で渡部香生子は1分07秒71の1組1位・全体1位で決勝へ進みました。青木玲緒樹(ミキハウス・22歳)も決勝進出です。
22日に決勝が行われ、1位は渡部香生子で1分06秒85、2位は青木玲緒樹で1分07秒36、3位はCOTTRELL Andrea Marie(アメリカ・22歳)で1分07秒37でした。
世界水泳2017日本代表の青木玲緒樹に競り勝っての金メダルです!
渡部香生子のユニバ2017、200m平泳ぎで金メダル!
23日に200m平泳ぎの予選が始まりました。
予選で渡部香生子は2分30秒87の3組3位で準決勝へ進みました。自己ベストは2分20秒90です。随分差がありますね。
同日の準決勝で渡部香生子は2分26秒15の2組1位・全体1位で決勝へ進みました。青木玲緒樹は2組4位・全体5位で決勝進出です。
翌日の24日に決勝が行われ、1位は渡部香生子で2分24秒15、2位はSCHOENMAKER Tatjana Renske(南アフリカ・20歳)で2分24秒61、3位はTEMNIKOVA Mariia(ロシア・21歳)でした。
ユニバーシアードで100.200で二冠できました!オリンピック前から思うようなレースがなかなかできなかった中でこの結果は良いきっかけになったと思います。残りのレースも頑張ります(^^) pic.twitter.com/gWgrAMh4ab
— 渡部香生子 (@kanaaako15) 2017年8月25日
渡部香生子は100m平泳ぎに続いて200mでも金メダルを獲得しました!
渡部香生子はインタビューで、大きな試合で勝てたことは今後に繋がる、と言っていました。
渡部香生子のユニバ2017、50m平泳ぎ!
25日に50m平泳ぎの予選が始まりました。日本女子からは渡部香生子だけがエントリーしました。
予選で渡部香生子は32秒18の5組2位で準決勝へ進みました。自己ベストは31秒07です。
同日の準決勝で渡部香生子は31秒88の1組4位・全体9位で決勝へは進めませんでした。全体8位との差は僅かコンマ01でした。
渡部香生子のユニバ2017、4x100mメドレーリレーで金メダル!
26日に4x100mメドレーリレーの予選が行われました。
予選のスターティングメンバーは順に小西杏奈、青木玲緒樹、平山友貴奈、岩本愛結でした。
3組の予選1位アメリカで4分03秒63、2位日本で4分04秒41、3位イタリアで4分06秒21でした。同種目の日本記録は3分55秒73(2012年)です。
決勝のスタメンは順に小西杏奈、渡部香生子、平山友貴奈、五十嵐千尋でした。
同日の決勝は、1位は日本で4分00秒24、2位はアメリカで4分00秒49、3位はイタリアで4分02秒40でした。
【#台北ユニバーシアード】#競泳 400mメドレーリレー
女子 4:00.24 金メダル
男子 3:34.88 銅メダル
(写真:岡本範和)#水泳 #swim #ユニバーシアード pic.twitter.com/WaBJXa25Ln— スポーツナビ (@sportsnavi) 2017年8月27日
第一泳者(背泳ぎ)の小西杏奈はリアクションタイム0.69で2位の好スタートを切るも、50mは7位と出遅れました。しかし後半挽回して3位で繋ぎました。小西杏奈は今大会100m背泳ぎで銅メダル。
第二泳者(平泳ぎ)の渡部香生子は50mを2位、ラストスパートでアメリカを抜いて日本が1位に上がりました。アメリカとの差はコンマ28です。
第三泳者(バタフライ)の平山友貴奈はバタフライ勢2位のタイムで100mを泳ぎ、順位は変わらず1位。アメリカとの差はコンマ48です。平山友貴奈は今大会50mバタフライで銅メダル。
最終泳者(自由形=クロール)の五十嵐千尋は自由形勢2位のタイムで100mを泳ぎ、1位を死守しました。アメリカとの差がコンマ25まで縮まりました。五十嵐千尋は今大会4x200mフリーリレーで銅メダル。
渡部香生子はユニバ2017で100m平泳ぎ・200m平泳ぎ・4x100mメドレーリレーで金メダルを獲り、3冠達成です!おめでとうございます!
渡部香生子(早稲田)の日本学生選手権2017!
ユニバーシアードが世界学生選手権にたいして、次は島国の日本学生選手権とスケールダウンしているのはやむを得ません。
「破天荒」を掲げる早稲田大学3年の渡部香生子は、インカレ1日目に100m平泳ぎの予選がありました。渡部香生子は1分08秒74の4位で決勝に進みました。
自己最高が1分05秒88、ユニバで金メダルを獲ったのが1分06秒85です。
インカレ同日に決勝があり、渡部香生子はA決勝・1分07秒79で優勝しました。二年ぶり二度目の優勝です。
渡部香生子はインタビューで、すごくうれしい、と言っていました。
第93回日本学生選手権水泳競技大会が東和薬品ラクタブドームにて本日より開催されています!
忙しい合間をぬって早稲田大学のミズノブランドアンバサダー、渡辺一平選手と渡部香生子選手がブースの方へ立ち寄ってくださいました^_^#ミズノスイム#渡辺一平#渡部香生子 pic.twitter.com/32GpBEtgPW— ミズノスイム (@MIZUNO_SWIM) 2017年9月1日
渡部香生子(早稲田)の成人式2017!
2017年が20歳の成人式でした。まだ20歳!若いですね。
成人式みんなに会えて楽しかった〜!
思い出になった1日でした写真撮った人送ってくださーい☺ pic.twitter.com/wrnVlMb59s— 渡部香生子 (@kanaaako15) 2017年1月9日
まとめ
未だ好調時には及ばない気がしますが、ユニバ3冠がメンタル面でプラスに作用して今後は調子が上がってくるかもしれませんね!
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