eスポーツがアジア競技大会で正式なメダル種目になります

アジアオリンピック評議会が2017年4月19日に、コンピュータゲームに分類されるeスポーツを2022年のアジア競技大会から正式競技に採用することを発表しました。

2022年のその前に、2017年9月には「アジア インドア・マーシャルアーツゲームズ」の大会にFIFA 2017やMOBAのデモンストレーションが行われる予定です。

さらに2018年のアジア競技大会でも同様にデモンストレーションがあります。

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アジア競技大会とは

通称、アジア大会とも呼ばれており、4年に1度の開催でアジアから45の国が参加しています。もちろん日本も参加しており次は2018年のインドネシアで開催です。

陸上やサッカー・水泳などがある一方、五輪にはないユニークな競技も種目になっているのが特徴です。チェス、ローラースポーツ、ビリヤード等があります。

ちなみに日本は前回この3種には不参加です。

あとアジア特有の政情不安により、過去には開催地が急遽変わったりボイコット運動があったりしました。

eスポーツとは


eスポーツとはコンピュータゲームを用いてプレイヤー同士が対戦する競技のことです。エレクトロニック スポーツ(Electronic Sports)です。

主にインターネット回線で世界中のプレイヤーと繋がり、対戦することになります。

海外ではゲームやプレイヤーにスポンサーが付くことで「プロスポーツ」として盛り上がっています。彼らはプロゲーマーと呼ばれます。

日本にもプロゲーマーはおりますが、日本はスマホゲームが流行るという特殊な環境にありますので、eスポーツとしての盛り上がりはありません。

eスポーツをアリババグループがバックアップ

今回の決定には中国のアリババグループが深く関わっています。アリババグループは時価総額2600億米ドルの大企業です。

アリババグループといえば2017年1月19日に五輪のワールドワイド・オリンピック・パートナーの契約を2028年まで結びました。

2028年までに2018年平昌冬季、2020年東京夏、2022年北京冬季とアジアで連続して五輪が開かれます。

そしてスポーツへのスポンサー契約は他にもあり、去年はサッカーのクラブワールドカップの冠スポンサーになりました。

さらには中国でアリババグループが10年以内にラグビーのプロリーグを立ち上げる計画もあります。

これほどまでにスポーツに力を入れてきたアリババグループが打つ次の一手が「eスポーツ」なのです。

推測になりますが、アリババグループは本気で五輪種目にeスポーツを入れる気だと思います。

2018年平昌冬季ではあの「チェス」がデモ競技として披露されることになりました。

なら2022年北京冬季は「eスポーツ」がデモ競技になってもおかしくありません。中国のゴリ押しならあるいは?

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eスポーツでどのタイトルが採用されるか

esports
(license)

アリババグループはサッカーにご執心なのでサッカージャンルは手堅いでしょう。

あとMOBAですが、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナの略で、2チーム(5人対5人)に分かれて陣地を取り合うジャンルです。

MOBAの雰囲気はファンタジー感があり、戦争モノという雰囲気はあまりありません。

eスポーツといえば銃を撃つFPS的な戦争ゲームを思い浮かべる人が多いと思います。

しかしリアル志向の戦争ゲームは平和な祭典には似合いません。だから戦争ゲームが採用される可能性は低いと思われます。

eスポーツの強国

競技人口が多いと大体においてその競技の強国になれるものです。

日本もゲームがとても盛んな方ですが、残念ながら日本はガチャゲーが大流行していますので、eスポーツの分野では弱いです。

世界プロゲーマーの賞金ランキングというものがあります。その200~300位に日本人が数名いるだけです。アジア圏ですと中国と韓国がほとんどを占めています。

順当に行けばこの2ヶ国がメダルを取ることになるでしょう。とはいえ、3位争いなら日本にもチャンスはあるはずです。

eスポーツの祭典に日本が出るための壁

まず日本代表eスポーツ協会が1つであること。日本には現在この種の団体が3つありますので、どうにかしてもらわないといけません。

他には協会の支部が国内にあること。これはどうとでもなりますね。

最後に国内大会を運営出来ること。日本では賞金の限度額が10万円の制限があるので、大会に人を集めるには工夫が必要だと思います。

続報!国際オリンピック委員会がeスポーツを歓迎!

アリババの働きかけが功を奏したのか、国際オリンピック委員会がeスポーツの五輪への正式種目化を歓迎していると報道されました。早ければ2024年パリ五輪からeスポーツがお目見えします!

建前としては若年層の視聴者をオリンピックに取り込むため、若者に人気のコンピューターゲームを五輪に取り込みたいということです。

しかしジャンルについて当初考えられていたMOBAなどは「暴力・爆発などはダメ」に該当するのでジャンルとして無理そうです。まぁそこは札束次第かもしれませんが。

とりあえず最初は無難なところでテトリスとかでしょうか。

まとめ

アジア競技大会でeスポーツが成功すれば五輪種目への採用に弾みがつくでしょう。

そうなる為にはアジアの火薬庫の中国が大人しくしてくれないと、成るものもならないです。

そういえば2016年のリオ五輪閉幕式のスーパーマリオな演出、もう一度見たい方はどうぞ。

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